Windows 10 Fall Creators Update がリリースされたとき、人々は時代に合わせて H.265 デコーダーが OS に含まれることを期待していました。ただし、OS にはそのようなデコーダはデフォルトで含まれていません。
そのため、MPC-HC、VLC、Kodi などのオープンソース アプリでは HEVC コンテンツの再生に問題はありませんが、システム デコード機能を使用するストア アプリ (Plex、映画 & TV、Netflix 4K) では HEVC ビデオを再生できません。 Microsoft は、デコード機能を OS に今後同梱しないことを決定しましたが、これはダウンロード可能なコーデック パックとなり、そのライセンス (無料または有料) はハードウェアに依存します。
- デバイスがハードウェアで HEVC デコードをサポートしている場合は、ハードウェア ライセンスの対象となり、Fall Creators Update のコーデック パックはそれを使用するだけで、無料で HEVC 再生が可能になります。
- お使いのデバイスがハードウェア HEVC デコードをサポートしていない場合は、Microsoft Store で有料のソフトウェア ライセンスとデコーダを入手するオプションがあります。
したがって、HEVC デコーダーは Microsoft Store から個別にダウンロードする必要があります。入手場所は次のとおりです。
組み込みの Windows アプリを使用していない場合は、選択肢がたくさんあります。
Media Player Classic - Home Cinema (MPC-HC) とその派生である MPC-BE はどちらもすでに HEVC 再生をサポートしています。内蔵デコーダとインストール可能な DirectShow デコーダのデュアル モデルにより、H.265 コンテンツの再生に問題はありません。
人気のソリューションである VLC Media Player は、あらゆる種類のビデオ コンテンツを処理できるオープン ソース製品です。すぐに使用できるコーデックが多数付属しています。インストールしたら、手間をかけずに映画の視聴を開始できます。
SMPlayer と Mplayer を組み合わせて連携して動作させることもできます。これは、オープン ソース ソリューションとクロス プラットフォーム ソリューションの両方です。 VLC と同様に、mplayer にはすぐに使用できる多数のコーデックが付属しています。
ドライバーをダウンロード Windows 10
また、すべての最新の Windows バージョンにすべての一般的なメディア形式のサポートを追加できる K-lite Media Codecs パッケージもあります。
したがって、ストア アプリに依存しない場合、どのアプリをインストールするかはあなた次第です。ただし、Windows 10 S を実行している場合、またはストア アプリに完全に依存している場合は、Microsoft ストアで提供されている HEVC ビデオ拡張機能を使用する必要があります。